こんにちは!デルファイス&OPPOのアケサワです。
日々パートナーたちと生活する上で決めていることがあります。
「出来るだけ後悔の少ないように…」
言葉を話さない彼らとの生活は日々選択の嵐です。
彼らと生活するか否かの選択から始まり
ご飯をどうしようか?寝床はどうしようか?躾はどうしようか?
散歩のコースは?獣医さんは?健康チェックは?
言葉を介さずとも躯を駆使して意思表示をしてくれることもあります。
けれど複雑な選択を迫られている時に彼らの想いを汲むことは
本当にとても難しいと思っています。
健康を考えるとこっちのご飯が良いけれど本当はどう思ってるの?
お散歩はこっちのコースの方が安全だけどどっちに行きたい?
いつもと様子が違うけれど調子が悪い?獣医さん行く?
もちろん共に生活をする上で私たちに合わせてもらうことも必要です。
どうしても彼らの要求に応えられないことも
応えてはいけないこともあります。
それすらも選択のひとつになるわけですが。
日々の些細な選択は生活に紛れてしまい重大な事柄が起こるまで
その選択の重大さや結果が見えないことがあります。
大きな事故に合ったり重篤な病を患ったり
虹の橋のたもとに見送らねばならなかったりと。
その瞬間にそれまでの選択の結果に対して様々な想いが
湧き出すように押し寄せてくるのです。
あの時にこうしていれば良かった。
この時にああしておけばもっと違った結果になったかもしれない。
どうしてその時にそうしてしまったのだろう。
本当に尽きぬ想いと後悔が押し寄せて来ます。
その想いと後悔は最悪の場合…
この子と出会わなかれば良かった。
この子は私と出会わなければもっと幸せだったかもしれない。
私と一緒にいたばっかりに。
私のせいで…と。
彼らが大好きだったあなた自身を責める結果になってしまうのです。
けれど私たちを沢山の喜びと心からの愛で包んでくれた彼らが
そんなことを本当に喜ぶでしょうか。
確かに尽きぬ想いも後悔もゼロにすることは出来ませんし
重大な事柄を笑顔で遣り過ごすことも出来ません。
涙は溢れるし胸は引き裂けるほど痛むでしょう。
私も実際に経験しました。
その時には生きている意味さえ分からなくなるほどでした。
何日も何日も泣き暮らしました。
どうしてもっと早くどうしてあの時にどうしてどうしてどうして…
その繰り返しでした。
けれど色んな人に支えられ気づいたのです。
「あーこんな私のこと彼は心配してるだろうな」と。
だから今その時の想いと後悔を糧に彼らと過ごしています。
少しの異変を見落とさないように。
彼らの想いを少しでも多く汲み取れるように。
少しでも一緒にいて愛情を示し楽しめるように。
見送る彼らに心配をかけないように…
確かに後悔をすることもあるかと思います。
けれど精一杯に彼らを思ってした選択を彼らが責めることはないと
私は強く信じています。
彼らは私たちの心を映す鏡です。
私たちが彼らのためにと本当に信じ行ったことは
きっと彼らも信じてくれているはずです。
そのくらい彼らは懐の深い尊い存在なのですから。
ですからどうかあまり自身を責めないで下さい。
出来るだけ後悔を減らすために精一杯愛情を注ぎ
彼らと日々を楽しく過ごして行きましょう。
posted by カワグツマンPODCAST at 22:39|
Comment(0)
|
ceremony
|
|